エコロリンブログ

会社員としてはたらきながら、すきま時間にエコ活動をしたいと考える ボランティアサークル「エコロリン」代表「エコ子くん(仮)」が備忘録のため、 また具体的な活動ができるようになったときには、それを発信するためのブログです。 横浜在住なので、地域のはなしになったら、横浜のことが多いです。

会社員としてはたらきながら、すきま時間にエコ活動をしたいと考える
ボランティアサークル「エコロリン」代表「エコ子くん(仮)」が備忘録のため、
また具体的な活動ができるようになったときには、それを発信するためのブログです。
横浜在住なので、地域のはなしになったら、横浜のことが多いです。

ウユニの絶景見に行ったら、思うこといろいろ。

 最初の更新から少しあいてしまいましたが、2月初旬から約1週間、ボリビア旅行にいってきました。鏡張りの絶景が有名なウユニ塩湖に行くのが目的です!

成田からメキシコシティ経由でペルーに入り、ペルー内ではリマ→クスコと2箇所を経由→その後ボリビアの首都ではないけど最も大きな街 ラパスへ→そして最後は、飛行機なら約50分・夜行バスなら約10時間かかるウユニ市街に到着。

ウユニ塩湖へはそこから4WDの車で移動します。ウユニ塩湖ツアーでは、おそらく多数のツアーが「列車の墓場」というスポットに立ち寄ります。 

使わなくなった線路と列車がおいてあって、その上にのったりして写真をとれる撮影スポットです。

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列車の墓場

このスポットには、写真映えする場所以外には、たくさんの瓶やごみ袋や菓子の包材などが散乱していました。穴の中にゴミ袋がたくさん溜まっている場所もあり、どこかしらで集めたゴミが不法投棄されているように見受けられました。

 

ラパス(ボリビアの最も栄えている都市)で出会った現地で生活する日本人のお話しだと、警察には賄賂文化が浸透していて、事件があってもお金を払わないと捜査してくれないとのことでした。不法投棄を取りしまる人がいないことが想像できます。

 

また、仮に正しい方法で廃棄したとしても、他の方のブログでは「ウユニエリアにはゴミの焼却所がなく、焼却せずに埋め立てている」との記事がありました。

ボリビアのウユニ塩湖で世界一の絶景を守るために環境改善プロジェクトを始めました | オンリーワントラベル

 

ボリビアは日本の面積の3倍ありますが、人口は約1,000万人。山岳地帯・ジャングルが多く、人がまだ住んでいないエリアが多数あり、今のところは埋め立て地探しに苦労は無いのかもしれません。

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ボリビアGooglemap

今後、ゴミ処理含めたインフラ整備にボリビア政府が力を入れてくれることを期待しつつ、一観光客としては、ゴミは決められた場所に捨てるなど、せめて今あるルールを守るようにしたいものです。

 

あとは、この旅を通して、「助け合いの心」「貢献」「~~の役に立ちたい」などの考え方は、(日本国内でも人それぞれですが)国によっても違いがあるのか、興味がわきました。

 

日本には「手柄をたてたい」「たてるとかっこいい」という気持ちや文化が浸透しているようにわたしは感じています。心の底から助けたい場合もありますし、そうでない場合にしても、手柄を立てたらかっこいい!と思う・思われる環境があるから、なにかを助けることができるのだと思います。

 

ボリビア旅行中にあるトラブルに遭遇しましたが、現地の人(たぶん複数名)が助けに来てくれる気配がなく、結果日本人ガイドの方からのルートで救出となりました。観光客だけがトラブルにあっているのでしたら、「また迷惑な外国人が騒ぎ立てて…」と思うこともあるかもしれません。マナーの悪い日本人とレッテルを貼られて、日本人お断りの宿があることも別の方が書かれた記事で拝見しました。ただ今回は現地の方もいる中で、助けを求めていたのですが、警察はもちろん動いてくれず、現地の方も動いてくれず心細い思いをしました。

 

たまたまこの件に関わった方の事情なのか、個人主義な人が多いなのか、本当に助ける手段が見当たらなかったのか、助けを求めた人が人望なかったのか、喧嘩中だったのか、、、全くわかりません。また、この件がほかの全ボリビアの方に当てはまるとも思いません(旅行中大変優しくしてくださった方いらっしゃいました!!)。

 

このブログのテーマでもある「環境保護」(その他の社会貢献活動についても同様と思いますが)は、自分以外の「~~の役に立ちたい」」「~~を守りたい」とう気持ちはがあって、それをやることで、認めてもらえる・自分の理想になれるなど、気持ちの面で幸せになれる環境・風土が備わっているからこそ続けられるのだと思います。

 

感謝や称賛の気持ちをちゃんと伝えることがその循環をつくっていく大事なことだし、好意で何かをやってくれている人たちには、がっかりした気持ちをもってもらいたくない、と、帰国後、ウユニの美しい写真を眺めながら思いました。

 

最後は内省的な話になってしまいましたが、読んで頂きありがとうござました。

次回からは具体的なアクションに向けてまた考えていこうと思います。

今回いろんな意味で自然の壮大さを感じさせてくれたウユニ塩湖の写真です↓

 

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ウユニ塩湖